農業などについて勉強した

農村では18世紀にはいると大地主が農民の土地や村の共同地をあわせ、農業資本家がこれを借りうけて大農場経営にのりだしました。このため農民の多くは土地を失い、農業や工業の労働者となりました。こうして、イギリスは豊富な資本・労働力・市場を保有することになりました。さらに石炭・鉄などの資源にもめぐまれており、自然科学や技術の進歩により新しい生産技術が発明されると、これらを応用して工業生産に役だてることができました。また18世紀半ばころまでにイギリスがアジアなどとの取引を増大させた結果、インドや中国などの物産がイギリス人の生活に欠かせないものとなっていました。とくにイギリス国内では綿織物への需要が増大して綿工業が発達しはじめており、この分野で技術革新がはじまりました。ケイが飛び杼を発明した18世紀半ば以降、紡績や織布のための機械の発明・改良が相次ぎ、ワットの改良した蒸気機関が動力に利用されて綿織物の生産が飛躍的にすすみました。それにともない機械を製造する機械工業、機械の原料となる鉄を精錬する鉄工業、蒸気機関の燃料となる石炭を採掘する炭鉱業などの諸産業が大いに発達しました。諸産業の拡大によって大量の原料や製品の輸送が必要となり、道路・運河の建設がすすみました。